ドプラ指標の呼吸性変動は心房細動症例でも収縮 性心膜炎の診断に有用であることが報告されてい るが7),本例では難聴に加えて認知症があり呼吸 性変動を十分に評価することができなかった. 収縮性心膜炎とは,持続する心膜の炎症により 2017/12/12 4.観察ポイント実際、どこを観察したらいいの?【観察ポイント】①ドレーンの位置・回路・吸引圧の確認②呼吸性移動(フルクテーション)の有無③エアリークの有無④排液の性状と量⑤皮下気腫の有無 5.観察してみたけどこれって正常?異常? 肺循環並列(para11e1>循環から,心室を持たない 肺循環と直列(seria1)になった体循環へと大きく 変化する.心室の前負荷が大きく減少し,肺血管 抵抗によって規定されるようになるため,術 後急 性期の循環動態の特徴は,高 い静脈圧と低拍出量 2017/12/12 4.観察ポイント実際、どこを観察したらいいの?【観察ポイント】①ドレーンの位置・回路・吸引圧の確認②呼吸性移動(フルクテーション)の有無③エアリークの有無④排液の性状と量⑤皮下気腫の有無 5.観察してみたけどこれって正常?異常? 吸気時に静脈還流量が増加するのは何故か 吸気時には横隔膜が下がる ↓ 胸腔の体積が増加 =胸腔内圧が下がる(pv=一定の関係より) ↓ 静脈が拡張する。(胸腔内圧が低い=周りから圧迫されていない) ↓ 心臓への流入血液が増加する という流れ。 循環血液量の評価に有用 ivcのエコー画像による循環血液量の推定や輸液応性の予測は非侵襲的 ivc径そのものよりも、呼吸性変動が良い指標 ★特にivcを見るべき疾患 ショック 熱中症 心不全 脳梗塞 ope後 敗血症 下痢症 急性膵炎(特に病棟にて)などなど多数 フォンタン手術の前にグレン手術が行われている場合には、すでに上半身から帰ってくる血液は肺動脈に流れているので、下半身の血流を肺動脈に流す手術となります。 フォンタン手術は、「(使える)心室が一つしかない」心臓病に対して行われる手術です。 フォンタン(Fontan)術後症候群の概要は本ページをご確認ください。小児慢性特定疾病情報センターは、慢性疾患をお持ちのお子さまやそのご家族、またそれらの患者の治療をされる医療従事者、支援をする教育・保健関係の皆さまに向けた情報を提供します。