カカシはキレ。 アスマはそれにうまく便乗し。 他の面子も乗り気で。 ナルトだけが分からず首を傾げる。 犠牲になったのはシカマルかそれとも挑んだ面々か。 暗部の筆頭といえども齢十三歳のお子様。

ナルトのその言葉とともに、暗部三人は瞬身で消えたのだった。 それからというもの。 『頼んで』みるのが成功したらしく、合同任務ばかりとなってしまった下忍組。 ナルトのストーカーだ。 「あーくそあの変態に『俺』を知られたのは失態以外の何物でもねー!」 カカシやイルカを含む数人のセンセイは暗部さえも手に余るような任務を軽々とこなすナルトを知っている。 【薔薇の埋葬】 今日もほのぼの7班、8班、10班の合同任務。 一部任務とは名ばかりで、いちゃこいている二人が居るが、それもすっかり馴染みの光景。 なごやかになれない、二名のうち一名は、随分前から里外任務押し付けられ中。 ナルトのその言葉とともに、暗部三人は瞬身で消えたのだった。 それからというもの。 『頼んで』みるのが成功したらしく、合同任務ばかりとなってしまった下忍組。 合同任務で9人の下忍と3人の担当上忍。時折笑い声や喧嘩の声も聞こえるけれども非常に長閑な風景だ。全てが狂ったのは空気を読まない敵の襲来。内心ナルトは(畜生、俺の珍しくも何も無かった一日をつ … 「今日は、3班合同で演習に決定~v」 「「!!」」 機嫌よさげな紅の声色に、2人同時に紅の狙いに気付く。 「おっ、面白そーじゃねーか。最近つまらん任務ばっかりであいつらも愚痴ってたしなぁ・・・」 「ちょっとちょっと、俺は反対~」 「ナルト!シカマル!!今すぐ火影室に来い!!バレてもいいからすぐに来い!!」 突然、ナルトとシカマルの後ろに立った暗部に合同任務でその場にいた7人の子どもと3人の上忍は驚いたようにその人物 … 「暗部と任務って始めてよね」 「そうだな・・・いままでに聞いた事も無い」 サクラとシノで暗部との合同任務の話をしていた 「暗部は俺らの援護だ、今は村人を気にかけたほうがいいだろう」 もっともの正論を出してきたのはシカマルだった。 それは黒の外套に申の面を被った暗部。 何故暗部が此処に? しかもこのタイミングで? 驚くギャラリーを気にする事なく突然現れた暗部はシカマルに膝を折り、頭を下げる。 「表の任務中に申し訳御座いません。緊急のご報告に上がりました」 しかも灯華は暗部の他にも参謀部だの解析部だの掛け持ちしているから、その忙しさは考えるだけでも恐ろしい。 脅してでも三代目からは最低三日は休みをもぎ取ろうと決意したナルトも、シカマルよりは短いが三日ほど寝ていなくて。 【薔薇の埋葬】 今日もほのぼの7班、8班、10班の合同任務。 一部任務とは名ばかりで、いちゃこいている二人が居るが、それもすっかり馴染みの光景。 なごやかになれない、二名のうち一名は、随分前から里外任務押し付けられ中。 下手するとナルトも俺も暗部だってことがばれかねない。 次に、キバとイノとサクラがうるせぇ。 んでもって、この姿のことをからかわれるな。 その説明がめんどくせぇ。 後は・・・ナルトと上忍三人がいるから、大丈夫だとは思うけどな。 ナルトとサクラ以外にも、何人かの下忍がカカシ目がけて指差している。 カカシは少し驚いたようだったが、たいした反省の色もなく、むしろ飄々としていた。 ... 合同任務に至っては全然書けてないし。 本日は4班合同任務。 因みに現在は集合場所に向かう途中での話である。 そして一緒に向かっているのは、実は暗部で シカマルの恋人と発覚したうずまきナルト。 二人の中を知っているもの悪戯4人組隊員である犬塚キバと秋道チョウジ。 初めてナルトと出会った時のことはよく覚えている。それほどの衝撃だった。 少年のナルトがなぜ下忍になる前に暗部に在籍しているのかというと、育ての親というべき火影の特例措置だ。 後で聞いた話だが、ナルトがそれを切望したらしい。 必死にナルトが未消化任務をこなしている時にそれは起こった。 現在ナルト―一応、里で最強といわれる暗部黄雅は、下忍任務及び護衛を影分身に任せ、里外任務をしていた。 その先で感じ取った気配。 ナルトの忍びとしては意外性ナンバーワン振りが思い出される。最近中忍に昇格したばかりの元気いっぱいの忍び。そして、自分の信念を曲げない。 それがナルトの印象だ。 そのナルトが暗部と聞くと想像できない。 上忍たちは瞬夜の名を知っていた。

が、ナルトが何を考えているのかわからない以上、余計な発言は無用とばかりに先程から口を貝のように閉ざしている。 「フフ、まあ、3歳くらいから、暗部の任務に勝手に着いて行ってましたから、力も自ずとつくでしょう。」 「3歳!?・・・すっげー。 抜き打ちテスト 急に入った三班合同任務。 告げられたその内容に、ナルトは音を立てて固まった。 「今日は抜き打ちテストだよ。あんまり成績が悪いようだったら、アカデミーに逆戻りだ からね」 「とはいってもそんなに心配はしなくてもいいわよ。 木の葉トップレベル暗部の俺様の腕前・・・・・とくと味わいやがれっ。 (シカマル、口に咥えていた薔薇の花を放り投げる。赤い花びらが一枚舞った。) 【合同任務は血の香り】 「はよ・・・・。 ってことで、任務変更して奈良いじめしますか!! ナルト(きらら)ーシカマル(なずな):暗部最強チーム、主に暗殺任務。 サクラ(かんな)ーいの(くるめ):主に捕獲任務を請け負う。 サクラの鉄拳がナルトの頭を直撃する 事実だってばよ・・・サクラちゃん酷いってば、と涙ぐむが目が笑っていない ナルトが見つめる先には上忍と他国の忍び 久しぶりの三班合同任務を狙ったのか、演習中に現れた敵さん達